最近、若い人の話を聞くと日本は「無理して経済成長しなくてもいい」「今の生活で十分」という人がいます。
でも今、楽しく生活が出来るのは、先人が苦労して築いた今の日本経済の上で生活しているからです。
一方、今の快適な生活を支えている日本の財政はどのようなものでしょうか。
家庭で例えると、平均430万円の年収の人が900万円の支出をしています。
足りないお金は借金。
その借金の総額が1億円。
そんな家庭はとっくに自己破産しています。
今朝の日経新聞の一面の見出しは「社会保障費膨張続く」。
2011年度の国民医療費だけで38.6兆円、13年度には40兆円を突破するそうです。
年間の日本の税収が43兆円ほどですがら、医療費だけでほとんど使っています。
近い将来、日本財政の破たんが現実になった時、今の様な安楽な生活はとても出来ません。
先ほどの若者のように「今の生活でいい」など言っていれません。
嫌だと言っても財政破綻という現実問題が迫ってきています。
その時、年金は激減し、病気になっても病院にかかることが出来なくなります。
お金が無いからと言って生活保護申請しても無理でしょう。
そんな時こそ、自分の足で立ち上がり、困難を切り開いていく人が必要です。
国や会社に頼らず、自分で創業、起業出来る、自分でお金を稼いでいける人が生き抜いて行けます。
精神的にも強くならなければなりません。
そんな時代は、全ての価値観が変わり、世の中が「ガラガラポン」と日本の借金も無くなり、失うモノをまだ持っていない若い人達が活躍できる時代なのかもしれません。