「君の失敗は僕の失敗」
これは昨夜NHKの番組「プロフェッショナル仕事の流儀」で紹介された洋菓子職人横溝治夫さんが紹介していた言葉です。
横溝さんがヨーロッパで修行中、パン生地が上手く出来なく悩んでいる時、自分にとっては雲の上のような存在のシェフが付きっきりで教えてくれました。
そのシェフから言われた言葉です。
その時横溝さんは「このような親方になりたい」と思い、今それを弟子教育に生かしています。
手取り足取り教えています。
昔、日本の調理の世界では「技は盗んで覚えろ」と言われ、直接教えられることは稀だったようです。
しかし人を育てる時は、時に手取り足取り教えることも必要です。
手取り足取り教えるというと山本五十六さんの言葉を思い出します。
「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ」
この言葉は知っている人も多いと思います。
共に会社における社員教育に通じるものです。