「おだてりゃブタも木に登る。けなせば河童もおぼれ死ぬ。」
この言葉は皆さん聞いたことあるでしょう。
しかし知っている言葉なのに、それを実際にそれを生かしているでしょうか。
会社の中で優秀な人、普通の人、ダメと思われている人、さまざまな人がいます。
その人達の力を最大限に引き出す。
それが出来るかが会社の成長を左右します
またそれが会社の中で出来る人は、直接の現場から離れている社長しかないと思います。
何千人の大企業にならばそういかないでしょうが、そうでなければ社長の職務としてしなければならない事でしょう。
実際に多くの社員と定期的に直接面談をしている社長もいます。
社長にとって全ての社員は、会社のために働いてくれる可愛い社員です。
その社員の力を見出し引き上げる。
自分の子供を育てるようなものでしょう。
昔に読んだ本の中に、ある会社の中に渉外担当取締役(記憶違いかも?)という肩書きの人が紹介されていました。
その人は恰幅が良くまた大変温和な人です。
彼の仕事は、会社に関係する冠婚葬祭の時、社長など役員の代わりに出席するだけの仕事です。
その人が出席すると「取締役の人が来てくれた」と相手方は喜びます。
また本人も会社を代表している思いをもって、仕事に満足します。
その人の特性を生かした仕事です。
本当にそのようなことがあったのか不確かですが、私は何かある度にそのことを思い出します。
ぜひとも、社員の事を知りましょう。
社員の能力を見い出さず、「うちの会社には人材がいない」と嘆くのは止めましょう。