今日は起業・商売に関する情報について書きます。
先日新聞を見ていましたら、あるリサイクルショップが日本の中古家具などを販売する店をタイに作ったとありました。
「なるほど」と思いました。
私の会社は家具製造会社もありますので、家具には興味があります。
近年は海外の家具の輸入が盛んです。
中国から安い家具、ヨーロッパからは高くてもデザインのいい家具が輸入されています。
もう一つ輸入されているのは中古の有名デザイナー家具です。
この中古家具だとデザインのいい家具が新品の50%~70%位で購入でき、若い人達に人気があります。
今回の新聞記事は逆に日本の中古家具を売るというものです。
日本には多くのサイクルショップがあります。
そこにあるインテリアや家具類は私たち日本人にとっては見慣れて、特に欲しいと思うものが少ないです。
しかし見方を変えて見れば、外国の人からは珍しいものとして映るでしょう。
日本のモノは品質もいいです。
例え中国産のものでも、日本人の好みに合わせて作られたモノはそれなりに質が高いです。
一度周りにいる知合いの外国人をリサイクルショップに連れて行き、彼らの感想を聞くと面白い反応があると思います。
輸出する時、気を付けなければならないのは税関の問題でしょう。
税関がスムーズに通過する国とそうでない国があります。
タイならスムーズでしょうが、現在の中国は結構問題が発生し易いでしょう。
最後に日本人の見方と、外国人の見方では、同じものが全く違うモノとして映る例を書きましょう。
それは仏壇です。
以前にも書いたかもしれませんが、仏壇をアメリカ人がインテリア家具として、クローゼット代わりにしていると聞きました。
ある日本人は中古の仏壇を高い値段でアメリカに売っているそうです。
普通の日本人にして見れば「エッ」て驚くことだと思います。
罰が当たると思ってしまうでしょう。
改めて自分の身の回りを見回してみませんか?
自分が気が付かないモノに商売のネタがありそうです。