今月初めの新聞記事に、2014年度版中小企業白書の内容が掲載されていました。
その中に製造業の開業率について書かれていました。
2009年から12年の製造業の開業率は0.7%で10年前と比べて5分の1の水準に低下しています。
製造業で起業する人が減少しているのです。
20年程前から大手企業は円高の経済環境を避け、また安い労働力を求めて海外へ進出していきました。
それに連なる関連企業も進出していきました。
力ある製造業は海外進出していきました。
進出出来ない裾野関連企業は衰退しています。
日本にモノ作りの環境が無くなっています。
明治の頃から日本はモノ作りで発展してきた国です。
ところがその得意なモノ作りも技術面、販売面で外国の企業が日本を上回りつつあります。
IT、サービス、観光、農業も大事な産業ですが、やはりモノ作りが経済の基礎にないと経済の安定はないと思います。
3Dプリンターなどの製造業起業支援が行われていますがまだ物足りないです。
今年の末からドルと円の関係が激変するという予想もあります
予想では円が安くなるのです。
その時、輸入品は高くなりますが、輸出するにいい環境になります。
原材料を輸入して、工業製品を売る。
国の経済基盤であるモノ作り。
私の関連会社は家具作りの会社です。
私の出来る支援考えてみたいと思います。