先日何年ぶりかで、夜のススキノに行ってきました。
高校の同期会があり、その3次会です。
私は原則として、会合は1次会で帰るのですが、その日は特別でした。
夜の11時頃のススキノ。
すごい人の数。
20歳代と思われる若者が多いこと。
歩いているうちにフッと気付いたのです。
スーツ姿の人がいません。
ブレザー姿も私達くらいです。
夏の土曜日ということもあってそうなのかもしれませんが、以前は結構スーツ姿の人が多かったと記憶しています。
ススキノの飲食店は北海道の土木・建築業界が元気だった頃に繁盛しました。
北海道開発予算という特別の予算が北海道経済を潤してきました。
そして接待目的でススキノが利用されてきたのです。
その予算もなくなり、何年か前はススキノからお客さんが消えたと言われていました。
今のススキノにはスーツ姿の人達に変わって、若者が元気に闊歩しています。
友人の行きつけのスナックに行こうとあるビルに入りました。
その店のあるフロアーには10店舗ほどのスナックがあるのですが、ほとんどが閉鎖状態。
その店だけがかろうじて営業していました。
でもその店も土曜日の夜なのにお客さんは2名ほど。
先ほど歩いて来た通りにある居酒屋やバルなどの店は人が溢れていました。
大きな違いです。
スナックやクラブのように、座っただけでチャージ料やチャーム料を取られて酒を飲む。
もうそのような店には若者は行かないのでしょう。
3次会はまだ続きそうだったので、私は先に帰りました。
ビール1杯くらい飲みましたが、精算すると1人4000円とのこと、
やはり若者は来ないでしょうね。