風に向かっていく人。
勇ましそうに見えます。
逆境に負けないつもりなのかも知りません。
でもそれは単に意地を張って生きているだけなのかもしれません。
結果、一生懸命頑張ったのに1歩も前に進めまない。
そして貧しいとか不遇だと嘆いています。
それはなぜなのか。
逆風に向かっているからです。
順風に乗ればいいだけなのになぜそうしないのか。
それは素直でないからです。
道理を知り、素直になってそれに沿った生き方をする。
そうすれば風に乗れます。
この世に吹く風は良き方向に吹いてます。
その方向に沿った風は順風となり、逆らって生きる人には逆風となります。
どうせなら順風に乗って生きればいいのです。
ただ、風任せという生き方は吹き溜まりの中に落ちていきます。
しっかり頑張って風を受ける帆を張る努力をしなければなりません。
その帆も穴が開かないように常に手入れをします。
大きな帆、しっかりした帆を掲げれるか。
それはその人の心の有り様によります。
そして大切なのは明確な目的・目標が必要です。
自分の進むべき方向に向かっていくのです。
また人の心は弱いものです。
人生の中でつまずいたりすると、つい投げやりな気持ちになることもあります。
それでも帆は張り続けましょう。
気落ちし、帆を張る努力をしないと吹き溜まりの中に落ちていきます。
辛くても、しっかりした帆を張り続ける。
このことが大切だと考えます。