先日テレビを観ているとフリーアナンサーの 小林麻耶さんが同じ本を何回も読み、3冊がボロボロになって、今は4冊目を買って読んでいるという話がありました。
その本が「嫌われる勇気」という本です。
その題名だけで「そうだ!」と思いました。
人はいつも「いい人」でいなければならないという錯覚のもと、自分の心を偽ってしまう。
そうすると、辛くなり心が萎えてきます。
私がそうでした。
「いい人」でいるに疲れ、ある時から「私は馬鹿でーす」と思うようにしました。
「するは自分の責任!評価は人の勝手!」と思うようにしました。
人からの評価はどうでもいい。
人からどう思われようといい。
そう思うようにしたのです。
「嫌われる勇気」という本は、心理学者のアドラーの思想を紹介したものだそうです。
今朝の新聞コラムにその本が紹介されていました。
従来の心理学は「原因論の問い」で「私はどこから来たの?何が私に影響を与えたか?何でこんな自分になったか?」というものでした。
アドラー心理学は「目的論の問い」で「私はどこに向かっている?何のために生きている?私はどういう人間になりたいのか」を考えるのです。
この考え方は稲盛さんが常に言っている「目的・理念はなんなのか!何のために生きるのか!自分の魂を磨きなさい!」と同じことです。
アドラー心理学、今度勉強してみます。