「勢いに求め、人に責(もと)めず」
本を読んでいて出てきた言葉です。
これは古代中国の孫氏の言葉です。
その意味は、「勝負は個々の人の能力より、勢いが大切だ」ということです。
広島カープの勝ち進む今の勢いがそれを表しています。
こんな時、監督は一々指示をしなくても、勢いで勝ち進むものです。
同じことが会社でも言えます。
トップが細かいことを一々指示している会社は能力ある社員がいても萎縮してその力を発揮出来ません。
逆に、社員が仕事しやすい環境を作り、雰囲気のいい会社は勢いがあります。
私の従兄弟の会社はそんな会社です。
彼はもうそろそろ60歳になるのですが、若い社員達と良くハイタッチをします。
会社ぐるみで「ほめ達」運動をして、テレビにも紹介されました。
今年の夏には、いかに多くの人とハイタッチをするかというギネスブックの記録に挑戦して新しい記録も立てました。
「ポケモンGO!」は出るとすぐ始めています。
会社に勢いを求める
これは社長の仕事です。
社長しかそれは出来ません。
仕事は厳しくても楽しい会社。
社員の勢いを大切にする会社。
これが成長する会社だと思います。