人とトラブルを起こして新聞沙汰になっているという事件がよく見受けられます。
互いに自己主張が強いとそのような問題が起きます。
戦後、日本には民主主義とともに西洋的考え方が入ってきました。
自己主張もその1つです。
自己主張は自分の存在を示すことであるとして奨励されました。
相手を論破するデイベートで訓練することもあります。
あえて対立の状況を設定して、相手を言い負かす訓練です。
それとは逆に日本は昔から自己を抑えることが美徳とされてきました。
高倉健さんのヤクザ映画のように耐え忍ぶ姿に共感を感じたものです。
「人様に迷惑をかけないようにしなさい」と親からも教えられました。
戦後そのような考え方は否定されてきたように思います。
自己を主張するという考えは西洋的考え方です。
それが日本人にとって幸せな生き方なのでしょうか。
疑問に思います。
自分を主張して相手をやつけてしまう。
自己顕示欲を満たす生き方。
それがいいのでしょうか。
自分を抑えて、周りの人に心を払い、慎ましく生きていく。
それにより人間性が養われていく。
私はそのような生き方がいいと思うのですが・・・