会社の社長として、部下に仕事を指示する時、気を付けなければならないことがあります。
それは、「人は自分の経験の中で得た判断基準でしか、物事は理解できない」ということです。
人は自分が経験していないことは理解できないのです。
その為、仕事上未経験のことをさせる時。何回も何回も言い続けることが大切です。
100回でも1000回でも、しつこいと言われるくらい言い続けなければなりません。
それが社長の仕事です。
理解できない部下を理解できるまで言い続ける。
多くの社長は何度か言ったきりで、部下は理解していると思ってしまいます。
そんなことはないのです。
「前にも言っただろう」ではダメなのです。
社長も自分に当てはめてみれば分かるはずです。
自分が経験以上のことは理解できないはずです。
このことが分かれば、言い続ける重要性が納得できると思います。
松下幸之助さんも「同じことを何回も言い続けることが大切。言い方を工夫しながら、同じことを言い続けるのです。」と言っています。
社長の忍耐力が試されます。