昨日父の法要が終わりました。
先月の29日に亡くなり今月2日に通夜、3日告別式そして繰上法要でした。
今日のブログは、亡くなった翌日の30日からブログを書くのを止めましたので5日ぶりです。
葬儀は社葬にて行われました。父の関係者、会社関係を中心にお参りをいただき、花輪だけで200台以上届きました。ありがたいことです。
この葬儀の中で色々ありました。
北海道のお通夜には子供親戚が葬儀場で一晩過ごします。
皆でお酒を飲みながら死んだ父の想い出話をしました。
夜遅くなた頃、父のお棺のところで父の顔を見ながら、私の息子と甥が酒を飲み「お祖父ちゃんと一緒に酒を飲みたかった」と話しかけ、「お祖父ちゃんを尊敬していた」と言います。
従兄同士で酒が飲め、息子にとって親戚と一晩遅くまで飲みながら話し合えたのはいい経験だったようです。
そして私も息子の本当の気持ちを聞くことが出来ました。
昔はワンマンで怒ってばかりいた私に「お母さんが可哀そう。普通だったらとっくに別れているはず。大事にしてほしい」と涙を流しながら言ってくれました。
優しい息子の一面を見ました。
昨晩妻にそのことを話したら大きな声で笑っていました。嬉しそうに。
また、愚痴一つ言わずに、私の父と母の介護をしてきている妻をいつも見ている末娘は「お母さんを尊敬している」と言いました。
それも妻に話しました。
いつも突っ張っている末娘の言葉に驚きながらも嬉しそうでした。
父の通夜の晩は飲み過ぎて、翌日は少し二日酔いでしたが、死んだ父が最後にくれた、私にとって忘れられない一夜でした。