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株式会社ヤマチオフィス

起業メンター日記

常に創造的な仕事をする

昨夜は久しぶりの「京セラフィロソフィ」の勉強会を開きました。

今回で9回目になりますが、まだ「京セラフィロソフィ」の本の3分の1が終わったところです。

今回は
項目36:「常に創造的な仕事をする」
項目37:「利他の心を判断基準にする」
項目38:「大胆さと細心さをあわせもつ」
項目39:「有意注意で判断力を磨く」
の4項目を勉強しました。

今日は「常に創造的な仕事をする」について説明します。

与えられた仕事を生涯の仕事として一生懸命行うことは大切ですが、ただそれだけで良いということではありません。

一生懸命取り組みながらも、常にこれでいいのか、ということを毎日毎日考え、反省し、そして改善、改良していくことが大切です。

決して昨日と同じことを漫然と繰り返していてはいけません。

毎日の仕事の中で、「これでいいのか」ということを常に考え、同時に「なぜ」という疑問を持ち、昨日より今日、今日より明日と、与えられた仕事に対し、改善、改良を考え続けることが創造的な仕事へとつながっていきます。

こうしたことの繰り返しによって素晴らしい進歩が遂げられるのです。

このように稲盛和夫さんは書いています。

一般の中小企業の社長は、目覚ましい発展を遂げた大企業を見て、「うちもあのようになりたいもんだ。でもそのような技術も、人材も資金もない。しょせん無理な話だ」と思っている人は多いはずです。

稲盛さんはそれに対して、「会社を発展させる画期的な技術をどこからでもらってくることが出来ると思っているのではないか」

「同じことを繰り返さない。昨日より今日、今日より明日、明日より明後日と小さな工夫の積み重ねがその源」と言っています。

さらに、「こんな事で本当に会社を立派に出来るのだろうかと思えるほどの小さな努力を、時間をかけて続けてい行くことによって、何年か先には企業の中に技術が蓄積されていくのです。」とも言っています。

トップの仕事こそは、小さくても改善、改良、工夫の積み重ねを常に考えながら仕事をし続ける事が出来る環境作りなのかもしれません。

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