昨日東国原英夫氏の講演を聞いてきました。
主催は札幌商工会議所の新春特別講演会として「元気な地方が日本を変える」というテーマでした。
開演より1時間ほど早く着いてしまったのですが、既に100人ほどの人が並んでビックリしました。
商工会議所が主催し、会費5000円もするので、ビジネスマンの人が主体で、会場にはもっとゆっくり来るだろうと思っていました。
並んでいたのは私と同じか、それ以上の年配の女性が多かったのです。
開演時には満席になるほどの盛況でした。
通路には報道関係者、3社ほどのテレビカメラもあり、これからの動向が注目されている東国原氏の発言への関心の高さがうかがわれました。
東国原氏の話の内容は題名とはかけ離れ、漫談でした。
初めから最後まで笑い声が溢れていました。
小学6年生の時、政治家とお笑い芸人になろうと思ったこと。
ツービートの漫才を見てビートたけしさんに弟子入りしたこと。
宮崎県知事になるまでのいきさつ等を話しました。
この講演の中で山本五十六の話が出てきました。
東国原氏がたけしさんの付き人をしている時、たけしさんが教える姿に山本五十六の言葉 「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、褒めてやらねば人は動かじ」が浮かんだそうです。
この山本五十六の言葉はよく知られた文句ですが、確かに人を育てる時に指導する側が心すべき言葉です。
講演は1時間30分間、ほとんど笑いっ放しで終わり、地方の話も国の話もまた自分のこれからの動向に関しても話しが無く、少し肩透かしを食らった感じでした。
そのため報道関係者は早々といなくなってしまいました。
山本五十六の言葉でもう一つ有名なモノがあります。
ご存じの方も多いと思いますがご紹介します。
男の修行
「苦しいこともあるだろう 言いたいこともあるだろう 不満なこともあるだろう 腹の立つこともある
だろう 泣きたいこともあるだろう これらをじっとこらえてゆくのが 男の修行である。」