ネットワークについて2日前にこのブログで書きました。
「ネットワーク作りはITも大事だけれど、結局は人に会うことです」と書きました。
昨日来られたAさんはまさにそのような人です。
お歳は60歳代半ばと言っていましたので私より少し先輩です。
時々私のところに情報を持って来てくれます。
Aさんは会計会社の部長さんですが毎日外出されているそうです。
Aさんは毎月会計会社主催のランチ講演会の企画・集客もこなしています。
その講演会には40~50名ほどの人が常に集まり、もう7年ほど続いています
講演会の目的は各参加者同士の交流が目的です。会計会社の宣伝はほとんどありません。
Aさんは日頃お客様ばかりでなく知人、そして新しい出会いを求めて色々なところに出入りしています。
その時訪問した会社やお店の新製品、告知したい情報等を受け、別のお客様を訪問するとその商品のチラシを渡したり、宣伝をしてあげています。
自社の宣伝するより、ほかの会社の宣伝をするのです。
その会社の社長さんはきっと他の人を通して、Aさんが宣伝してくれるのを知り喜ぶはずです。
Aさんはそれをすることで、人と人との橋渡しをしているのでしょう。
先ほど紹介しました講演会の集客も、Aさんを慕って集まってくるのでしょうか。
それは結果会計事務所の顧客獲得にも結びついています。
Aさんが電話をくれる時「いい情報がありますよ」と言います。
それが色々な会社の宣伝や情報なのです。
自社でない他の会社の宣伝を一生懸命するその姿はいいモノです。
自分を自慢するのでなく他人を良く言うことの方が、話してくれる人の評価を上げます。
他人を自分のことのように自慢する言葉として、「他慢する」を造語します。