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起業メンター日記

「習う」

現在、趣味や勉強の通信教育や教室が盛んに宣伝されています。

資格を取って就職に有利になるようにとか、趣味の世界を広げたいという思いからなのでしょう。

私は「習いに行く」ということはあまりしていませんでした。

若い頃、人に教えを請うことが面倒臭いと思っていた時期がありました。

20歳頃フルートに興味を持ち、吹き始め、独学で吹けるようになりました。

しかし、ある程度までしか上達出来ません。

また自分勝手に吹いてたので、人と演奏するということが出来ませでした。

独学の限界を知りました。

2年ほど前に、以前から興味があったサックスを吹きたいと思い、今度は独学ではなく教室に通い始めました。

週1回の割合でサックスを習いに行っています。

習うという意味は「見習う」ことから始まり、「ナレるまで」するということだそうです。

昨夜もサックス教室の日でしたが、上手くなるには如何に練習が必要かとつくづく納得しました。

習っている曲のある部分がどうしても吹けません。

先生の後について吹くのですが、どうしてもうまく出来ません。

「私は音楽センスが無いからかな?」とか思ったりします。

でも、2年前の初心者の時、当時とても吹けないと思われた曲も今は吹けるようになっていることを思えば、ただ単に練習不足しかないのでしょう。

60の手習いですが、若い先生を「見習い」、「ナレる」まで練習することが上達の秘訣ですね。

近い将来ステージの上でジャズでも吹いているかもしれません。

これもカッコいい年寄になる為の挑戦です。

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