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起業メンター日記

自らの道は自ら切りひらく

ここ数日続いています12回「京セラフィロソフィ勉強会」の続きです。

今日は「自らの道は自ら切りひらく」について説明します。

これに関して稲盛さんは下記の通り書いています。

私達の将来は誰が保証してくれるものでもありません。

たとえ今、会社の業績が素晴らしいものであったとしても、現在の姿は過去の努力の結果であって、将来がどうなるかは誰にも予測が出来ないものです。

将来にわたって、すばらしい会社にしていくためには、私たち1人1人がそれぞれの持ち場・立場で自分達の果たすべき役割を精いっぱいやり遂げていくことしかありません。

誰かがやってくれるだろうという考え方で人に頼ったり、人にしてもらうことを期待するのではなく、まず自分自身の果たすべき役割を認識し、自ら努力してやり遂げるという姿勢をもたなければなりません。

「中小企業を経営していると誰でも分かっていることですが、どんなに困ることがあっても、誰も助けてはくれません。「独立自尊の精神」というものが必要です。」

「オーナーはそれが分かりますが副社長、専務、常務、取締役、部長、課長はそうではありません。社長が何とかしてくれるだろうと考えてしまいがちです。」

うまくいっていない会社は「独立自尊の精神」が足りないのです。

京セラではアメーバー経営をすることによって独立採算で各部門がで運用され、自分達の稼ぎは自分で稼ぎそれ以上の利益を残して会社に貢献する体制となっています。

また京セラではその貢献に対してお金などで報いず、皆から賞賛され、会社から表彰されるだけのことです。

私は以前ラジオで聞いた話ですが、人の心理として「女性は愛されることを求め、男性は尊敬されることを求める」そうです。

お金がもらえれば嬉しいですが、それだけであれば本当の喜びとはならないのではないでしょうか。

自分が誰かのために貢献できたという思い、それを正当に評価してもらえる事により、それを喜びとして感じるのではないかと思います。

明日は「有言実行でことに当たる」について説明します。

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