大分以前に読みたいと思って買ったけど、まだ読み切れていない本が有ります。
今まで多くの本を買いました。
良い本だと思って買ってみたけれど、読み始めると詰まんない本は、途中で止めてしまうことはあります。
それとは違って、読んでみるとやはり良い本で、読みこなしたいと思っても、読み切れない本。
私にとってその本はM・Eポーターが書いた「競争の戦略」です。
500ページ近くあるその本は、内容も難しく1ページを読んで理解するのに相当時間がかかります。
読むのに時間がかかり、本の3分の2ほど読み終わって見ると、最初のページの内容をすっかり忘れています。
読解力がないせいなのですが、素晴らしい本だというのは分かる分、忸怩たる思いがあります。
そこで今考えているのは、この「競争の戦略」を読みこなしたいと思っている人同士が集まる「読書会」を立ち上げです。
1人で読みとおし理解するのが難しくても、何人かでそれぞれが補いながら読むほうが、理解度が高くなると思います。
現在色々な経営に関する本が出版されていますが、その内容の多くは、この「競争の戦略」に書かれている内容の様に思います。
この本はワタミ創業者の渡邉美樹さんが座右の書として何かで紹介していたことがありました。
ある本で、この「競争の戦略」は「競争戦略の抽象的な概念論を展開しているのではない」と紹介しています。
原典のサブタイトルは「業界及び競合を分析するための技法」となっていて、方法論の解説に主眼を置いている本だそうです。
つまりビジネスで実際に使える手法とその活用方法が書かれているのです。
この1冊を読みこなせば、自分にとって新しい経営戦略法が見えてくるかもしれません。
近い内に参加者を募集して立ち上げたいと思っています。
その時は宜しくお願いします。