今日は朝からスープカレーを食べました。
なかなか美味いスープカレーでした。
このカレーは昨夜の講座「身の丈起業のすすめ」の受講生からいただいたものです。
昨夜の講座は「事業企画書」の作成で、受講生を4~5人のグループ分けにして、それぞれで具体的な事業を決め、それの企画書と収支計画書作りを行いました。
その中の1グループで「スープカレー店」を企画することになったのです。
他のグループでは「家庭農園経営」とか「エコツーリズム会社」等面白い業種を企画しています。
来週が最終日で、各グル―プからそれぞれの事業企画をプレゼンテーションしてもらうことになっています。
身の丈起業で起業しても、他の起業と同じように成功しなければなりません。
起業しても同じような業種の会社や店は数多くあります。
例えば「スープカレー店」もそうです。
札幌には有名な店も多くあります。
その中で生き抜くためには、最初に自社の「位置づけ」を決めておかないといけません。
いくら美味しいモノを出していると言っても決めるのはお客様。
客観的に「特段に美味い」「美味い」「普通」の中で「普通」なのに、作る側が「特段に美味い」と思いこむと失敗です。
また、「美味い」程度の店は結構あります。
そうすると今度は所得や年齢等で対象層を絞り込んでいかなければなりません。
例えば高齢者が多い地域でしたら、思い切って「デイケアセンター」的な集まりの場を提供すれば、昼食をはさんで人が集まるお店になるでしょう。
ただ、店の回転数が悪くなりますので、その対策は必要ですが。
また、集客方法についてもその対象層を絞り込むことでやり方が違ってきます。
起業する時大切な事は色々ありますが、その「立つ位置」を客観的に認識することは、つい忘れがちになりますが特に重要なことだと私は考えます。