私は列車とかバス・飛行機で旅行することが多く、車で旅行することはほとんどありません。
ですから高速料金1000円が終了してもあまり影響はありません。
終了間際では高速料金1000円終了で商売に影響があるという声をテレビのニュースで放映されていました。
ほとんどが「どうしようか」という声を拾ってばかりです。
それは高速道路を使って旅行する人達によって潤っていたお店や旅館の人達です。
この制度が始まった時も同じように「どうしようか」という困った声もありました。
その時は一般道路沿いで商売をする業者の声です。
フェリー会社や鉄道関係も影響を受けました。
今回はその逆パターンです。
テレビ等の報道は報道対象をフォーカスし過ぎる為か、センセーショナルに取り上げがちです。
それを見た人がそれに影響され、自分の意見を変えてきます。
しかし、全ての事には表と裏があるということを捉えていかなければ、本当が見えなくなります。
温暖化のせいだと言って、サンマが獲れなくなり漁民が大変だと報道されても、もしかしたら別の魚が取れているかもしれません。
本来東北では獲れない鯛が豊漁だとのニュースもあります。
暑過ぎて野菜がダメだと言って野菜農家が困っても、果物の糖度が高くなり果物農家は喜びます。
私はテレビ等の報道を見る時、意識して裏読みをするようにしています。
「天の邪鬼」と言われるかもしれませんが、そうしなければ本当のことが見えて来ないのかもしれません。
これはテレビばかりでなく全ての情報に言えることでしょう。
情報社会において受け身であるということは大変危険なことなのかも知れません。
その為に必要なのは知識を増やす勉強よりは、「1人思考」することなのかもしれません。
その時は、昔から言われている「価値基準」に照らし合わせながらするのです。
「損得よりは善悪」「真面目に生きる」「人を愛する」「利己より利他の心」等、親から教えられ、昔から言われていることを基準に考えています。
そうすると、自分なりの考え方を持って情報に向き合うことが出来ます。
つまらない情報に踊らされないために1人思考の時間を取ることは大事だと、最近特に感じています。