商売をする時、いかにお客様が喜んでくださるかを考えます。
お客様が喜んで買っていただけるものを考えて売ります。
自分が儲かるものを売ろうとしても売れません。
これは言われてみれば、当たり前のことでしょう。
でも、起業したばかりの人はこれがなかなか出来ず、「売れない!売れない!」と苦しみます。
お客様が喜んで、買ていだだくものが見つからないときはとりあえず、楽しさを売ったらどうでしょうか。
「この人に会えば楽しい。」「この店に行くと面白いものがある。」でもいいのです。
今朝の日経新聞に「買い手のホンネ」という記事が載っていました。
今、全国各地に広がっているアウトレットの魅力は、ある調査によると「楽しさ」がダントツと書かれています。
節約意識は男性より強い女性が強いのに、アウトレットを利用する目的を調査すると、「節約できるから」よりも「楽しいから」としています。
楽しそうだから、買うものはなくても行ってみたいと思うのでしょう。
人もそうです。まじめで一生懸命は大事なことですが、面白みがなければお客様が来てくれません。
儲かっている商店の社長は、ほとんどの人が元気で、明るく、楽しく、悩みごとなど無いようです。
だからお客さまが引き寄せられるようにそのお店に行くのです。
芸能界でも少しくらいかっこいいい男性タレントより、お笑い芸人がもてるのは、一緒にいると「楽しい」からなのでしょう。