本を読む量は60歳前から減りつつありました。
仕事に関する本ばかりでなく、小説を読むのも少なくなりました。
仕事に関する本は、なかなか頭に入っていかなくなったため。
小説などの本は面白かっただけで終わり、読み終わった本は読み返すことも少なく、冊数だけが積み上がってゆく無駄という思いがありました。
1年ほど前から本の整理をしています。
理想は手放すことの出来ない数冊の本だけを手元に置き、あとは処分したいと思うのですが、なかなか出来ません。
それでまずは、家にある本を「売却する本」と「残す本」に分けました。
「残す本」の中でも「手元に置く本」と「閲覧用の本」に分けました。
会社の私の部屋に本棚を2台用意し、そこに起業の人に役立つような業務関連本や自己啓発本などを置いています。
そして私が運営するレンタルオフィスの人達や勉強会に参加する人達がいつでも借りれる状態にしています。
そのようなこともあって、最近は本を選ぶのも慎重になっています。
本の整理をしていた時、1つ発見がありました。
以前に買って読みかけの「競争の戦略」が出てきました。
この本は「いい本だ」と言われたので買ったのですが、難しく途中で断念した本でした。
「最近読解力が低下している」と自覚している私は、あえてこの本に再挑戦しました。
やっとの思いで読み終りましいたが、読んだだけでそれほど中身を理解しているとは言えません。
そこで「理解力が低下している」と自覚している私はこの本を「どこまで理解出来るか挑戦しよう」と思い、ノートにまとめながら再度読み返しています。
予定では10月の末までにはノート取りは終わる予定です。
身辺を整理し、シンプルに暮らす事を目指して本の整理を始めましたが、その中で改めて昔のいろいろな本を読み返しています。
「私は結構いい本を買って読んでいたのだな」と自分を褒めながら、新しい発見を楽しんでいます。