それも朝の3時頃北海道神宮の鳥居を横切って行ったとの警察官の目撃情報があります。
この地域は札幌でも高級住宅地です。
最近藻岩山にクマが出没したとの情報がありましたので、そのクマなのかもしれません。
北海道のクマは羆(ひぐま)で本州の月輪熊とは大きさも凶暴さも違います。
クマと言えば私が独身時代帯広に勤務したいた時、山が好きで土曜日半ドンの時はその夜から近くの山に入り、山小屋に1泊して朝、登ります。
ほとんどが単独行でした。
夜、山の麓の駅に着き、タクシーで山の近くまで行きます。
1人で山に登るので、一番怖いのはクマです。
タクシーの運転手に「最近クマの情報ありますか?」と聞くと「最近は聞かないけれど、クマにも足があるからな...」と言ったのは忘れられません。
なので今回のクマ出没の話を聞いて改めて、「クマにも足がるから」と当り前だけれど納得しました。
最近クマが民家の近くに出没するという報道が多いです。
私の家内はそれを聞くたびに「可哀そう」と言います。
自然の中で暮していればいいのが、山に餌が無くなり餌を求めて降りてくるのです。
昔はクマと人間はそれぞれが住み分けしていました。
近年になり、山の木々の手入れがなされず、山が荒れ、木の実も少なくなっています。
その上、人間がクマの餌のキノコや山菜を採りに山に入ります。
山登りやハイキングで山に入って、ごみを持ち帰らないとクマはそのゴミをあさり、それで美味しさを知ります。
元々クマは憶病なもので、人間に近づかないかったのが、ゴミで美味しさを知ったクマは人間に近づいてくるようになりました。
クマ除けの鈴を鳴らすとクマは逃げるはずのが、逆に近づいてくると聞きます。
餌を求めてです。
クマにとって「人間=美味しいものがある」となります
クマ出没の原因のほとんどは人間にあります。
それでも迷い込んだクマはやはり射殺されるのでしょうか。
なお可哀そうになってしまいます。
過去北海道は開発・開拓という名のもとに自然破壊してきました。
今朝は色々考えさせられる朝でした。