保険の仕事をしている人同士が集まって、1つのグループを作り共同で運営しています。
昔と違い現在は1人でどの保険会社の商品を扱ってもいいようになっています。
生命保険ばかりでなく損害保険も取り扱えるそうです。
来社いただいた彼に、今度私が属しているサークルで保険に関した話をしてもらおうと思っています。
彼の名前を仮にAさんとします。
今日はこのAさんのことを書きたいと思います。
Aさんは大学の建築科を出たので最初に就職したのは建築会社でした。そして建築現場に入りました。
1つの現場が終わればまた新しい現場。その都度組む業者仲間はほとんど同じ人同士。
そのような仕事が続きました。
暫くそのような生活をしていると、何か物足りなさを感じるようになってきたそうです。
新しい出会いが欲しいと思うようになったのです。
そしてそんな時にフッと思い出したのは、「若い頃からの夢は社長になること」。
その夢を叶えるには今の生活では実現出来ないと思い、改めて営業マンになろうと思ったのです。
それで、一大決心をして社長に辞表を提出しました。
社長は営業が希望なら配置転換すると言ってくれたそうですが、別のところで自分を試したかったのです。
営業の仕事は沢山あります。
その中で選んだのが保険の仕事でした。
保険の仕事は、働けばそれなりに収入は増えますが、手を抜くと減ってしまいます。
彼は手を抜くと収入が減ってしまう保険の仕事を選んだのです。
それは歩合給制だからです。
彼の話では、「普通の固定給の営業では、収入が安定している。自分は怠け者なので、その上に胡坐をかく生活になる」ことを恐れたそうです。
Aさんは28歳の時に会社を辞め、現在は32歳です。まだ若いです。
私は最近若い人から「将来は社長になる」という声を聞くことがほとんどなくなりました。
久しぶりにリスクを背負い「社長になる」と起業を志す若い人にお会いすることが出来ました。
これからも見守り、支援して行きたいと思っています。