先日、知人が起業家のAさんを連れて来て、紹介していただきました。
知人はお世話になっている人で、いつもいろいろな情報を教えてくれます。
今回連れて来られたAさんはギター製作にて起業を志しています。
Aさんが作るギターはアコースティックではなく、エレキギターです。
今回はギター製作をするAさんと、同じく木を扱っている私の家具会社との連携が出来ないかとの思いで紹介してくれたのです。
Aさんは今まで自宅でギター作りの作業をしていましたが、手狭になり場所を探しています。
私の工場の片隅を借りてと作業をしようと思っていたようです。
しかし、これから冬を迎えるに当たり、私の工場は断熱工事はされていないので、冬は寒く、とてもギター製作のような繊細な作業ができる環境ではありません。
ただ、ギター製作をする時必要な、塗装の相談や木の切削等については協力できるはずです。
現在、団塊の世代の人達を中心に再度楽器演奏に挑戦し、第2の青春を謳歌しようとしている人が多くなっています。
その人達は結構お金もあり、自分が気に入ったものにはお金を出します。
そのような人向けにオーダーメードのギターを提供しようというのがAさんの考えです。
Aさんによると、ギター制作で使用している木材は外国産だそうです。
日本の木ではいい楽器が作られないと言われています。
でもそうでしょうか。
北海道には豊富な木材があります。
多くの種類の木材がある北海道は、ギターをはじめとする道産材を使った楽器が製作される環境にあると私は思っています。
各民間企業や工業試験場・林産試験場との研究で解決されるはずです。
ゆくゆくはいろいろな種類の楽器を作る職人集団として広がっていけば、北海道の道産事業として注目されるようになるのではないでしょうか。
紹介してくれた知人もそれを期待して支援しています。
現在、楽器製作する学校は北海道にありません。
そのため道外に出て行って、学びそのまま北海道に戻らない人が多いようです。
でも、その人達を受け入れてくれる事業が北海道にあれば、学んだのち戻って来てくれます。
そのようなためにも、今回のようなギター製作するAさんを支援し、応援していうことは大切なことです。
私もこの起業家Aさんを支援していきたいと思います。