これからまだ増えるでしょう。
その孫達が成人を迎える20年後、私は80歳を越しています。
その頃の日本はどうなっているかという不安、これは皆さんも持っていると思います。
その頃日本の国勢が3流に転落していた時、子や孫らは大変苦労すると共に、そのような国にした年寄達を恨むでしょう。
そして、働く自分達の人口が少なく、年金をもらう沢山の年寄達のために自分が社会保障費を支払うなんてとても考えられないでしょう。
今、日本人にとって、増税等で国の収入を増やすより、欲を押さえ支出を減らすことが大切です。
そして同様に人口を増やすことも重要です。
残念ながら今、子供を生むより、自分の生活を大事にしたいと思っている若い人達も多いようです。
子育てに使うお金より、自分達の生活をエンジョイしたいと思っている人達が多いです。
日本の子育てをする環境は欧米と比べ低いのは確かです。
しかし、それを単に言い訳にしているだけだと私は思います。
私の兄弟は4人、妻も4人兄弟です。
私の子は5人です。
今から比べれば生活環境は悪かったと思います。
交通手段、通信環境はまだ不十分で、家庭内の電化製品も少なく、家事にかかる時間は今の2倍も3倍もかかりました。
そしてカツカツのお給料で子育てをしました。
妻は5人の子供を育てました。
子供が生まれると将来のため限られた給料の中から1人1人の進学資金を貯めました。
その為、生活は贅沢出来ず、家族旅行もあまりしなく、外食も月に1度くらいのマクドナルドに行くのが楽しみでした。
豪華に海外旅行に行くことは勿論ありません。
グルメな料理を食べたこともありません。
でもその節約のおかげで、子供達は大学や専門学校に行くことが出来ました。
ただ、入学金と授業料だけは親が払いましたが、教科書・教材費や交通費はアルバイトで支払わせました。
そのおかげでしょうか、皆早くから自立心が身に付いていたようです。
子育てをすることは大変ですが、かけがえのない素晴らしい経験です。
お金や物で替えられないものです。
そして子供が成長するとともに、一緒に親も人間として育っていきます。
自宅に貼ってある東京にいる孫達の写真を見るとそんなことを思い、こんなことをツイ書いてしまいました。