昨日は、先週開催されました盛和塾世界大会で最優秀賞になった回転寿司「花まる」の清水さんのことを書きました。
今日はその世界大会での稲盛さんの講話内容を紹介します。
講話は「人と起業を発展に導くもの」です。
最初にJALの再建についてです。
その再建成功の要因は
①フィロソフィが力を発揮し役員、幹部、社員が変わった。⇒意識改革
②アメーバー経営による管理会計システムの導入⇒組織改革
そして3つ目はサムシンググレイト。
社員が懸命に努力している中で、人の力以上の天の助けと言われるモノを感じました。
サンスクリットの格言で、そのモノを紹介しました。
「偉大な人物の行動の成功は、行動の手段よりもその心の純粋さによる」
そして稲盛さんはその上で言います。
事業の成功を達成する時、正しく、美しく、優しい心でなければなりません。
ただし、正しく、美しく、優しいだけでは経営になりません。
経営者はそれを土台にし、「凄まじいまでの闘争心」を持たなければ成功出来ません。
そしてその闘争心を正しく美しいい魂でコントロールすること。
だから意志が弱い人はダメです。
自分が立てた目標をやり遂げる強い意志がなければなりません。
鬼のような上司が必要なのです。
「一生懸命したから・・・」を許したのではダメなのです。
優しい上司が、時には鬼にも成らなければいけません。
美しい心が羅針盤で、闘争心をコントロールして事業は成功します。
1時間半ほどの講話時間でしたが、特に心の残ったのは以上の話でした。