人は誰かを話題にする時、ついその人の評価をしがちになります。
これは慎まなければなりません。
会社内でもよくこれが行われます。
人事評価と言いながら悪口が出て来ます。
人の悪口を言うと、回り回って自分に帰ってくると言われます。
悪口を言うと、自分も誰かに悪口を言われることになるということでしょう。
もう1つ悪口を言わない方がいいという訳があります。
昨日ブログで紹介しました明治の実業家の藤原銀次郎さん言った言葉です。
「人を悪く言うと一種の自己催眠の様なものにかかって、その人を悪く言わなかった時以上に、その人が悪く思える。
反対に人を褒めると褒める以上にその人がいいように思われる。
だからなるべく人を悪く言ってはいけないのだ。」
この言葉を読んで私も思い当たります。
チョットしたことで人を批判的に話すと、その自分で下した評価が頭に残り、そのような見方が強くなってしまったことがあります。
逆にあまり好きでないタイプの人だけれど、あえてその人のいいところを人に話しているだけで、その人に対する好意が生まれたりします。
言霊と言いますが、口に出すと潜在意識の中に刷りこまれていくのでしょうか。
であれば、その作用を良くなる別なことに使うのがいいでしょう。
「美しい言葉」「積極的な言葉」「明るい言葉」
使いたいと思います。