日本人は何かに付けて「極め」を追求する民族です。
それが突き進むことで新しい何かを見つけ出します。
それが時として「ガラパゴス化」と言われるほど、独自過ぎて他の国で売りにくいという商品作りになってしまうことがあります。
でもその方法は他の国の人との差別化になると私は考えます。
決して悪いことではないのです。
日本は昔から「道」と言う言葉を使って、「極め」を追求して来ました。
柔道、弓道、剣道、茶道等です。
また「商人道」と言う言葉もあります。
昔、儲けると言う行為は卑しいものとみなされていました。
日本人はその儲けると言う行為に「道」という観念を取り入れています。
明治時代、渋沢栄一の「論語と算盤」という本にも表されています。
江戸時代の石田梅岩も「実の商人は、先も立、我も立つことを思うなり」と説いています。
儲かりたいは「欲」
儲けるは「道」
これが「商人道」なのでしょうね。