その社長の倫理観、思考方法、人間性などが大きく影響します。
ただ、会社の経営はそれだけで上手くいくかというとそうではありません。
的確な経営戦略を立て、利益の出る会社にしていかなければなりません。
その経営戦略を学ぶためのバイブル的存在がマイケル・ポーターの「競争戦略」です。
この「競争戦略」は以前にも紹介しましたが、ワタミの渡邉会長が自分の経営に生かしているという話があります。
ただ、500ページにわたるその本は難解で、私も3度読みましたがよく理解できません。
その解説書なるモノも何冊か読みましたが、今一つ。
最近、ジョアン・マグレッタ著の「マイケル・ポーターの競争戦略」という本を読みましたが、これは要約されていてよく理解できました。
経営戦略の本を読んでいく内に、この「マイケル・ポーターの競争戦略」をより実践的に勉強したいと思うようになりました。
そこで知人を通して北海道大学のH教授を紹介され、昨日お会いして来ました。
H教授は経営学が専門です。
H教授に「ポーターの『競争戦略』を学ぶ勉強会を開きたいのですが、ご協力いただけないか」のお願いいをいたしました。
私の話を聞いて、ご協力いただける方向で、話を進めることになりました。
ただ、H教授の話ではポーターの「競争戦略」は翻訳が悪く読みにくい本であること。
それより良い本があると、別の本もご紹介されました。
実際に開催するかどうかは、経営戦略を勉強したいと思う経営者がどの程度いて、集めることが出来るかにかかっていると思います。
今回の勉強会は既に経営し、今後の経営の在り方を学びたいと思う人達を対象にし、共に学び、成長したいと思っています。
人数は10名程度がいいでしょうか。
本を学んだ後は、実際に繁盛している会社と、そうでない会社のケーススタディーを行います。
そこで学んだ「知識」を実践的に生かせる「知恵」にしたいと考えます。
開講するとすれば来年になると思いますが、これからこの勉強会に向けて、そのプランを構築してゆきます。