自宅の私の部屋の本棚を整理していたら、どこからかいただいた「松翁論語・抄」という本が出てきました。
松下幸之助さんが話したことを、江口克彦さんがまとめて書いたものです。
その中に「話している人の顔を見なさい。そして、うなずきなさい。なぜならば、うなずくことによって君の心にその人の話が入り、また話をする人に励ましを与えることになるから」という言葉があります。
時々ありますが、人と話をする時、私と目を合わそうとしない人がいます。
叱っている訳でも怒っている訳でも無く、真剣にこれからのことをどうするかという話をしているのに下を向いているのです。
そのような態度は拒否していると取ってしまいます。
本人に聞くとそういう気持ちでないと言いますが・・・
今の時代、話をしても下を向いたままで聞いている人が多いように思います。
目を合わそうとしないのです。
自信が無いのか分かりませんが、それでは話している人の話す気持ちが削がれていきます。
時には「人の話を聞く時は顔を上げろ!」と怒鳴りたくなります。
顔を見て話すことに関して、もう1つ別の話です。
聞いた話です。
男性は嘘をつく時は相手と目を合わそうとしない。女性は反対に嘘をつく時は真剣に相手の目を見て話をするそうです。
本当でしょうか?