先日私のオフィスに女流棋士の中井さんが来られました。
知人がお連れになり、1時間ほど話をしました。
私は将棋はほとんど出来ません。囲碁もダメです。
本当は何度か挑戦したのですが、熱心でなかったのでしょう、はさみ将棋になってしまいました。
そんな私の所に女流棋士が来られたのです。
中井さんはクイーン名人という称号もお持ちです。
私のところに来られた訳は、札幌で将棋をもっと広めたいという思いと、中井さんが所属している「日本女子プロ将棋協会」の告知活動のために協力してほしいとのです。
以前、女子棋士は「日本将棋連盟」に属していました。
男性中心の「日本将棋連盟」では常に女子棋士は抑圧された状態だったそうです。
1981年に「女流棋士会」が発足し、2008年に「一般社団法人日本女子プロ将棋協会」に変更し、2012年より公益社団法人になりました。
出来たばかりの公益社団法人としてその活動を広めているところです。
6月に私の知人が「カルチャーサロン」を開く予定です。
その活動は私も協力していますが、そのサロンの中に「将棋サロン」なるモノを作れば、協力の一石になるかと考えています。
中井さんの話では女子棋士の地位は将棋の世界では低く、棋戦の賞金額も男子の10分の1とのこと。
女流棋士の認知を高めたいとの思いは中井さんのお話から充分受けることが出来ました。
中井さんは北海道稚内市の出身。
小学5年生の時、親の反対を説き伏せ東京の将棋の師匠のところで修行を始めた程の大変ポジティブな人です。
人一倍北海道にも愛着を持っています。
今後私も出来る協力はして行きたいと思っています。