最近私の周りの若い人が1人2人と結婚しています。
嬉しそうな顔を見ると「いつまでも幸せに」と思います。
結婚について色々言う人はいます。
「結婚は人生の墓場だ」と言った人もいます。
自由が束縛されてしまうからのでしょうか。
結婚して幸せな関係も、暫く経つと我儘が出てきます。
時々フッと思い出すのは、私が独身時代に聞いた随筆家の楠本憲吉さんが言った言葉です。
テレビで司会者の人から「今の奥様と別れてまた結婚したいと思いますか?」と聞かれた時、「普通の石だった妻をいつも磨いて今は玉になった。また同じ苦労はしたくありません」と答えたのです。
この表現は奥さんを少し下に見ているような言い方に思えますが、共に切磋琢磨していまの円満な夫婦関係が出来たと言いたいのでしょう。
私も結婚して35年を過ぎ、振り返ってみれば色々ありました。
楠本さんと同じように石に例えれば「夫婦という2つの角ばった石。ぶつかり合っている内に角が取れ、歳と共に磨かれ共に玉になる」
そう思います。
これからは磨かれた玉を割らないように気を付けなければ・・・・