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株式会社ヤマチオフィス

起業メンター日記

OODA

私は先日知ったのですが、OODAループ理論と言われる意思決定理論があります。
朝鮮戦争時のアメリカの戦略から来た理論ですから、大分以前からあったようです。
従来は意思決定理論としてPDCAと言うのがありました。
PDCAは「P:計画 D:実行 C:チェック A:行動」というサイクルです。
それに対しOODAは、Oが「Observe=観察」、Oが「Orient=方向付け」、Dが「Decide=決心」、Aが「Act=実行」となります。
2つの大きな違いはOODAは観察し方向付けるとことから始まることです。
一方、PDCAは計画して実行します。
サービス業などの現場のことを考えてみます。
PDCAは、前もってお客様の行動などを予測・計画してマニュアルを作ります。
そのため時として現場でマニュアルとは違うことが起きるとサービススタッフは対応できなくなります。
OODAは観察して方向付けることが先にきます。
マニュアル優先ではなく、お客様の行動や好みなどを観察し、方向付けます。
そのため現場にあったサービスができるのです。
またOODAではスタッフ1人1人の現場能力求められます。
結果スタッフが成長できます。
これからOODAループ理論が注目されるのではないでしょうか。

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