先日ある人と話していた時、「生き方」の話しになりました。
私は「魂を磨く」や「因果の法則」などの話しをしました。
その時、そばにいた別の人から「山地さん、何かの宗教に入っているのですか?」と尋ねられました。
「人のために良いことをしよう」とか「損得より善悪で判断」の話をすると、宗教に入っているとか、何かにかぶれていると思われるのでしょう。
「そのように思う人がまだ多くいるのだな」と改めて認識しました。
私の若い頃、そのような話をある経営者にした時のことを思い出します。
思いを込めて話しても「何時までもそんな青臭いことを言っているようじゃダメだ」と言われました。
そのようなことは何回もありました。
今振り返ってみると、そのようなことを言った会社はその時は良かったのですが、今は無くなっているか衰退しています。
経営者は、たまたま会社が順調に推移している時、つい「俺はすごい経営者だ」と思ってしまいます。
自分の力だけで成功したと思っているのです。
「おかげ様」と言う思いがありません。
そのような思いが会社をダメにしてしまいました。
今まで長い間多くの経営者を見て来ましたが、経営者と話をすると、成功する人、そうでない人の違いが分かるようになりました。
「心のありよう」
単純なことだけれど人として大切なことです。
「心のありよう」
常に意識したいと思います