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株式会社ヤマチオフィス

起業メンター日記

タイ旅行2

昨日書きましたタイ旅行の続きです。

タイの経済事情を説明してくれたのは、北洋銀行からバンコク銀行に出向しているTさんです。

バンコクは漢字で「盤谷」と書きます。

その名の通り中国華僑の影響力は絶大です。

バンコク銀行の頭取も華僑。

タイの政府は外国の企業の進出を歓迎しており、バンコク銀行も多くの国の銀行から出向者を受け入れています。

その数は13カ国にもなり、日本の各銀行からも23人出向しています。

バンコクの経済は24時間動いているそうで、バンコク銀行も24時間開いています。

Tさんの話ではタイでは時間の制限も無く働くそうです。

打ち合わせが夜の10時などは当り前で、時に頭取が出席する会議は夜中の1時集合というのもあります。

過酷な勤務状況だそうです。

街中のATMも24時間利用可能、バスも24時間運行しています。

バンコクの街は24時間活動できる環境が整っています。

タイには4万人の日本人が暮らしています。

タイで事業を起こすには「合弁」でなければなりません。

その上株式51%以上はタイ企業が持つことになっています。

そんなこともあってか、日本からの進出企業の半分は赤字だとのことです。

北海道札幌ととタイバンコクとは直行便が飛んでおり、10月より毎日運航になっています。

私が乗った飛行機も満席状態。

タイの人は北海道に対して良い印象を抱いています。

ただ寒い冬は苦手のよう。

人気がある観光地は「歌登」です。

ご存知ですか?

そこではグリーンパークホテルに泊まることが目的。

このホテルは以前日本のTVでも紹介されていました。

「1度で日本を味わいつくす」というコンセプトで、夕食時和太鼓でお客様を迎え、鮭の解体ショーを見せ、餅つきを体験させ、握り鮨やたこ焼きを食べさせます。

流し素麺まであります。

北海道の片隅のホテルがタイで評判を呼んでいるのとにびっくり。

またバンコクのショッピングセンターを歩いていると、「大戸屋」がありました。

日本のメニューの「しまホッケ定食」まであります。

諸問題はあるのでしょうが、確実にタイと日本の経済の結びつきは深まっています。

これからも色々な経済交流の発展があるだろうことを実感しました。

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