昨夜は盛和塾の勉強会でした。
講師に名古屋から経営者Kさんをお呼びし講演していただました。
いいお話しを沢山されましたが、その中で紹介したいお話を1つ。
Kさんの会社はハートランドという住宅販売の会社です。
会社の名前を考えた時、付けたかったのは「愛があれば大丈夫」という社名です。
しかしこれでは住宅会社とは思われないため、英語に置き換え「ハートランド」としたそうです。
Kさんも以前より盛和塾に入っていて、稲盛さんの教えを充分に受けている人です。
社員を思う気持ち、お客様を思う気持ちが強く、それが先ほどの「愛があれば大丈夫」という名前にしようとしたのです。
社員を思う気持の変化として1つの例を紹介されました。
社員が遅刻した時、以前だと、なぜ遅刻したのか、なぜチャンと出来ないのかと怒る気持ちが先に立ちました。
しかし社員を思う気持が強くなった時、変わりました。
心配の気持ちが先に立つそうです。
病気でないのか、事故にあっていないのか。
「怒る気持ちより心配をする気持ちが先に立つ」のです。
理屈でわかっていても本当にそう思えることは難しいことです。
つい先に文句が出がちです。
Kさんの会社「ハートランド」の経営理念は「全従業員の物心両面の幸福と追求する」とあります。
それを実践している1つです。
売上は23億円、経常利益も10%の2億円稼いでいます。
Kさんの演題は「改心への道のり」ですが、それを実践した結果です。
大変参考になるお話でした。