昨日、ぐい飲みと小皿がが送られていました。
送ってくれた人は今月11日に「器と雑貨」のお店を開いた女性です。
彼女は札幌市の外郭団体「札幌産業振興センター」が主催した「起業道場」の卒業生です。
私は2年ほどそのお仕事のお手伝いをしていました。
「起業道場」はシニアと女性が対象でしたが、女性の受講者が多かったです。
私はその講座の中で、身の丈で起業するようにお話ししました。
「身の丈起業」とは、自分の力を見極め、お金と時間を計算し、出来る範囲で起業することです。
お店を開いた女性は受講生の一人です。
そして受講した女性の半分近くは「身の丈」で起業しているようです。
女性は起業をする時、堅実な計画を立て、仕事を進めます。
「ムリ・ムラ・ムダ」が少ないようです。
反対に男性は起業する時、「ムリ」して規模を大きくし、考えを詰めない「ムラ」のある計画を立て、必要ない「ムダ」なモノを買う人が多いです。
そして失敗。
やはり私の周りにいる起業者で順調に事業を拡大しているのは女性の方が断然多いです。
私の知人の女性で同じように「酒器」を専門にインターネットを中心に販売している女性がいます。
彼女も身の丈で起業しています。
紹介した女性は2人とも結婚されています。
ですからこそ、身の丈に徹底しているのです。
起業には「メガ起業」と「身の丈起業」があると思います。
若い人はぜひ「メガ起業」に挑戦してほしいです。若いうちは1度や2度失敗してもやり直しが出来ます。
50歳を過ぎてからの起業は、あまり冒険は出来ないとでしょう。老後のことがありますので「身の丈起業」になると思います。
札幌市には市が主催します、「ご近所先生」と言う講座があります。
私は来年1月、そこで「身の丈起業のすすめ」と題して5回の講座を開く予定です。
そこでもシニア・女性を対象にお話しようと思います。
「身の丈起業」をすることで、生活、人生を充実させ、そしてその事業が大きくなれば、札幌・北海道の経済発展に貢献できます。
頑張れ起業家!