少し歳を取ったせいか、最近色々なところで「終活」なる言葉が目に入ります。
「終活」とは死に向かってその準備をしておくことです。
私も「成程な!」と思って少し手を付けています。
また死ぬということに関しても意識をしています。
そんな時、あるメルマガを読んでいて1つの言葉に出会えました。
「人間はいつ死んでもいいと思うのが悟りやと思うておった。
ところがそれは間違いやった。
平気で生きていることが悟りやった。」
これは永平寺 78世貫首の宮崎奕保(みやざきえきほ)さんの言葉です。
「覚悟をして如何に心安らかに死を迎えるか」ではなく、「苦しみも悲しみもまた喜びも平気で受け入れて生きていくこと」が大切だということです。
大切なのは「死に方」より「生き方」
平気で生きていけるか。
凡人にはなかなか出来ませんが、1つの生き方を教えられた気がします。