新聞やTVの報道で「配偶者控除廃止」に関してニュースが多いです。
安倍首相の話では、「女性の就労拡大が目的」だと謳っています。
でも実際は増税目的である事は明白です。
借金が1000兆円を超える今の日本の財務状況を見れば仕方が無いのでしょう。
これからも、とれる所から取っていこうという政策が増えると思っています。
この「配偶者控除廃止」について妻と話した事があります。
妻は「私たちのように5人も子供がいたら、働きに出れなかった。
5人の保育料を払うだけで稼いだお金以上が飛んで行ってしまう」と言います。
確かにそうです。
また、統計資料によると、子供1人当たりの保育にかかる公的資金は月当たり20万円かかるとあります。
公的資金とは税金です。
私たちは5人の子供がいますので、全員を保育に出せば単純計算で20万円×5人=100万円の税金がかかる事になります。
年間1200万円です。
妻が専業主婦であったため、子供を保育園に出さず、国や市にその税負担をさせなかった。
その分私たちが支払ったようなモノです。
妻と私2人の話の結論としては、「これからは5人も子供を産む事は、産みたくても産めない日本になっていくね」という事でした。
これはまた国の少子化対策に逆行するような気もしますが。