昨夜帰宅の途中、馴染みのおでん屋さんに顔を出しました。
勿論顔を出したついでに飲みました。
そこには常連さんが2人。
話をしているうち、何かのきっかけで、「思いかけず1000万円を貰ったらどうする?」という話が出ました。
良くある話です。
1人の人は好きなモノを食べ飲んで思いっきり使いたいと言います。
もう1人の人は、「全額寄付します」と言いました。
その理由を聞くと、今の自分の生活に満足しているし、余計なお金は持ちたくないのだそうです。
同じ1000万円を、「貰ったからには自分のモノ」と思うか、「預かりモノ」と思うかの違いでしょうか。
本当のお金の使い方を知っているのは「預かりモノ」と捉える人だと私は考えます。
それは経営者にも言えます。
経営者がどちらの考えを持って経営するか。
「俺が全て作り上げた会社だから全ては俺のモノだ」と思う経営者がいます。
また他方「皆で作り上げた会社だと思う経営者がいます。
会社の利益をどう使うか。
社長の給料を高くし、株主配当を多くするか。
社員への配分を考えたり、事業への投資資金として活用するか。
お金は「預かりモノ」と考える。
お金の捉え方で経営方法は変わったくるのではないかと思います。