人とお会いすると、「初めまして」とか「お久しぶりです」と頭を下げてお辞儀します。
最近はお辞儀の代わりに握手する事も多くなりました。
外国人ですとハグするのですが、日本人の場合はそこまではいっていません。
お辞儀の代わりに握手すると、相手と触れ合うわけですから、より親密になる気がします。
先日稲盛和夫さんを囲んだ懇親会があり、最後にお見送りする時、稲盛さんは参加者の皆さんと握手をしながら会場を出て行きました。
私も握手しました。
その稲盛さんの手は驚く程に柔らかく厚いのです。
「人は握手をしてみると、その人の性格が分かる」とある本に書いていたのを思い出しました。
手に厚みが有り、柔らかい人は心優しく、情熱的で、社会的にも成功する人なのだそうです。
たとえ手を使う仕事でマメが出来ていても、そのような人の手は柔らかいそうです。
だから初めて会って、その人と何かを始める時は握手をしてそれを確かめるといいと言います。
良きパートナーとなるか確認するのです。
さて私の手はどうでしょう。
厚みは有るのですが柔らかさが足りないようです。
優しさが足りないのでしょうね。
これからも心高める修行を続けます。