昨夜の勉強会。
札幌で有名な「おにぎり屋さん」の社長の講話です。
1個540円の「おにぎり」がドンドン売れていると言います。
コンビニでは100円であり、500円も出せばお弁当が買えるのに何故540円もする「おにぎり」が売れるのか。
それは美味しいからと言います。
当たり前の事ですがこれが大事。
そこには「美味しいモノを出せばお客様は来てくれる」という社長の信念があります。
お客様は値段で選ぶのでなく、美味しいその「おにぎり」を食べる事を目指してきます。
ですからリピーター客が多いのです。
路面にある店にはベンツ等の高級車を乗り付けてくる人も多くいます。
この「おにぎり屋さん」は5店舗あります。
この会社の特色の1つに「値切りは一切しない」ことです。
たとえ大量注文を受けても値切りません。
一般の製造業の考え方だと10個の注文より、100個の注文の方が会社としては嬉しいと思います。
しかしこのような手作りの「おにぎり」の場合、作る人は10個より100個作る方が大変。
大変なのに何故安くする必要があるのかという考え方が成り立ちます。
この会社は社長は男性ですが従業員は皆女性です。
採用した女性には2〜3ヵ月間「おにぎり」を握る研修をさせてから店に出します。
女性に技術をつけさせ、自立させる事も社長は目指しています。
ですから従業員にはシングルマザーが多いそうです。
この「おにぎり屋さん」の事を書いていると無性に食べたくなりました。
540円の筋子の「おにぎり」
美味いですよ!
「おにぎり屋さん」の名前は「ありんこ」です。