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株式会社ヤマチオフィス

起業メンター日記

子供を育てる

私には孫が6人います。
スクスクと育ってほしいと願っています。
しかし新聞等では子供が被害を受ける報道をよく見ます。
その度に、心配と怒りが湧いてきます。
事件が起きる度に、親は子供に「知らない人と話してはいけない」等と人間不信に近い事を教えなければなりません。
20年程前、私が住んでいた所は子供達が多くいて、毎日大きな声を出して走り回っていました。
私の子供が5人、それに近所の子供達を入れると10人位の子供になります。
夏には庭にテントを張って近所の子供達も一緒になってキャンプをしていました。
そのように自由に子供達が遊べたのは、近所の大人達が見守ってくれたからです。
何かあると子供達に声をかけていました。
大人が持つ地域に対する責任の1つに、子供達を守り育てることだと私は思います。
しかし、そのように思う人がいる一方、地域の子供達に無関心な大人も多くなったように思います。
テレビを見ていると、自分の住んでいる近所に保育園が出来るのを反対している所が多くあるそうです。
保育園が出来ると子供の声がうるさくなり、住環境が壊されると言って反対運動が起きているのです。
確かに夜に働いて、昼間に寝る人にとってはうるさいという事もあるでしょう。
でも「静かな住宅地に保育園が出来ることで住環境が悪くなる」と言って反対するのはいかがなものでしょうか。
「個人主義」と「利己主義」という言葉があります。
「個人主義」は、自分の人間としての権利が保障されるよう求めると同時に、自分が属している社会に対して同様の責任が生じると言う考え方。
「利己主義」は、自分の利益だけを求める行為で、他の人のことや社会の利益に対して全く考慮することなしに、自分が益する生き方を求める考え方。
赤ん坊は泣くのが仕事。
子供は元気に大声を出すのは当たり前。
それらの子供を地域で育てる。
大事な事だと6人のお祖父ちゃんは考えます。

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