「銘肝録」と言う言葉は初めて聞くと思います。
私が勝手に作った言葉で、私のノートに付けた名前です。
常に持ち歩いています。
これは名の通り、自分の肝に銘じる大事な言葉を書きとめたB6サイズのノートです。
10年ほど前から書き留めて、4冊目になります。
最初は1冊目から始まり、2冊目からは合冊してゆき、今は4冊が1冊になっています。
厚みは2cm位ですが、常に持ち歩き、時間があれば読み返ししています。
どのような事を書いているかと言えば、いろいろな言葉や情報です。
新聞、雑誌、本を読んでいて「いい言葉だな―」と思ったら書き写します。
時には新聞記事も小さければ、そのものを貼り付けます。
少し書いた内容を紹介します。
◆「人のお世話にならぬように
人のお世話をするように
そして酬(むく)いを求めぬように」
(後藤新平の言葉)
◆士、三日会わざあれば、刮目(かつもく)して、あい待つべし。
(三国志より)
◆悪魔はニコニコして近づいてくる
(稲盛和夫さんの話から)
◆出来ない理由を聞く暇はない。
どうすれば出来るかを言ってくれ
(スズキ社長 鈴木修氏)
◆生きていく上で必要なのは「夢」と「勇気」と「サムマネー」
(チャップリン)
私はパソコンもiPadも持っていますが、携帯性と見やすさから言えば断然ノートですね。
私はこのノートを常に持ち歩き、何かあったら読み返しています。
そして勇気と、慰めをもらっています。
最近、もう一つノートを作りました。
これにはまだ名前は付いていませんが、統計、データ、グラフなど大事だと思う資料を貼り付けたノートです。
同じようにA6サイズの大きさです。
何を張り付けているかといえば
例えば
◆「日本の失業者数・失業率の推移」
◆中小企業業種別1人当たりの年間粗利益
◆「結婚と年収の関係、所得が高いほど結婚データー」
◆「農業人口の推移表}
◆「1人事業所が増えている主要業種」等
あくまでも自分が興味あるモノだけです。
日常多くの情報が氾濫している中で、大事な言葉が知らずうちに流されて、気が付いた時はもうすでに見えなくなっていることが多い中で、言葉や情報を拾い集めたモノがこの2冊のノートです。
自分にとって大事な言葉や情報を集めた、「自分だけの宝物」を作ってみてはいかがですか?