今朝のNHKニュースで日本ハムが旅行業を開始すると報道されていました。
日本ハムは札幌ドームで開催される主催試合の観客動員数を年間200万人目標を掲げています。
それが現在190万人と、まだ未達のようです。
今後は観客数を増やすため各地で観戦ツアーを企画して観客増を図るようです。
この報道が流れた時、なぜ既存の旅行会社と企画を組まないのかと疑問に思いました。
JTBや近畿日本ツーリストなどの既存の旅行会社は喜んで企画すると思うのですが。
日本ハムは大きな会社ですから、反発を受けぬよう色々な布石は組んでいると思います。
小さな会社の場合は少し違います。
商売をする時、如何に多くのお客様を獲得するか、そしてそのお客様をファンにするかが大事です。
それと同時に、決して敵を作ってはいけません。
同業者に対しても、仕入れ業者に対してもそうです。
仕事上で自社の得意な部分と不得意な部分があります。
不得意な部分は外部に委託するのがいいでしょう。
そうすると委託した業者は自社の支援者になってくれます。
ところがその仕事を「儲かりそう」だからと言って自社で行おうとする。
やってみると思いの外、慣れない仕事で戦力が分散してしまう。
その上、上手くしないと委託業者は反発し、敵を作ってしまう結果になります。
小さな会社にとって大切なのはファンと支援者を作る事であり、足を引っ張る敵を作ってはいけないのです。
これは忘れてはいけません。