昨日若手経営者が来社されました。
まだ20代ですが、既に起業して5年、20名の社員がいる会社の社長です。
その時お話ししたことです。
以前にもブログで書いたことかもしれませんが、ドトールコーヒー創業者の鳥羽博道さんの話です。
日経新聞の私の履歴書の中に書いていました。
何かに機会があって、上司とよく料亭に行っていた時のこと。
ある芸者さんから言われました。
「鳥羽さんは、まだ若いのにとってもしっかりしています。でも、周りからそう言われるがために、自分自身を小さくしてしまうかもしれませんので、気を付けなさい」と
この言葉に対して鳥羽さんは「昔の芸者さんの厳しさに触れた思いがした。この言葉は私の脳裏に焼きつく言葉となった。」と書いてありました。
若いうちは「小さく纏まるな!」ということでしょう。
似たようなことはよく聞きます。
私の家内は若い頃絵を描いていました。
本人の話しでは、結構先生に評価されていたようです。
その先生から、若いうちは絵の審査会などに出さない方がいいと言われたそうです。
なぜかと言うと、まだ伸び代(のびしろ)がある内に出品し、それなりの評価を受けると、それに影響され、技法が固まって、伸びなくなるそうです。
どちらの話も、若いうちは思い切ってチャレンジすることが大切と言うことです。
「するは自分の責任。評価は他人の勝手」です。(私が作った言葉でよく口にします)
人の顔色を見て、行動するのは年を取ってからです。
年を取った時は、晩節を汚さないようにすることがありますが、若いうちは自由に挑戦してください。
人に迷惑をかけるることをしなければ、何をしてもいいでしょう。
昨日来社した若い社長にも私は期待をしています。
頑張れ若者!!