組織のトップや経営者は常に判断力が求められます。
でも時折、その判断に悩むことがあります。
ある本の中に「判断力」について書かれていました。
「判断力とは現実的には次の2つのことを的確にやる力」。
1つは突き付けられている複数の問題をランク付けする力。
2つ目は問題の前に立ちふさがるネック(障害)を解決する力。
判断力はまず、最重要問題は何かを見出せる力が大事です。
大切で重要な問題を後回しにし、後に回すべき問題を先に取り組む。
そうすると「無能」と呼ばれます。
次に問題のネックを捉え、問題を解決する。
その時、その事実を回避しようとする弱い心を抑え、現実に直視する強い意志が求められます。
人は往往にして手の付け易い問題から解決しがちになります。
それでは問題を回避していると見られます。
「判断力」は組織の上に立つ者ほど求められる力でしょう。