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起業メンター日記

富良野

週末、富良野に行ってきました。
20代に行ってから40年ぶりになります。
富良野は倉本聰さんのテレビドラマの舞台になったところ。
倉本さんは日経新聞で今月1カ月間「私の履歴書」を連載され、その話のほとんどは富良野についての生活です。
それを読んで、私は急に富良野行きを思い立ち、妻と1泊旅行。
宿泊は新富良野プリンスホテルでした。
このホテルの敷地内には「北の国から」で舞台になった「ニングルテラス」、「優しい時間」で使われた珈琲店「森の時計」。
それに「風のガーデン」も中井貴一さんが主人公のドラマの舞台です。
「森の時計」でコーヒーを飲み、「ニングルテラス」では小さな店を1件1件まわり、買い物。
翌朝は「風のガーデン」をゆっくり歩きました。
「風のガーデン」の係員に「熊は出ますか?」と聞くと、「先日も出ました、でも大丈夫です。駆除しましたから。一昨日。」
駆除したのはいいけれど、それは「一昨日」という言葉に妻は少しビビりました。
この3箇所は倉本さんの「富良野三部作」と言われ、ドラマという「物語」があります。
人はたとえ架空のものであっても「物語」に惹かれます。
そこでは自分も「物語」の中の1人になった気がするのでしょうか。
私もニングルテラスにある「森のろうそく屋」でカラマツのろうそくを買いました。
カラマツの幹そっくりのろうそくで、火を灯すとカラマツの香りが漂います。
またこの店は「北の国から」のドラマの中で竹下景子さんが扮する雪子おばさんが働いていた店でもあります。
その店にあったのが、倉本さんの言葉「森は無口です。無口で口下手です。」
私もすっかり倉本ワールドにはまってしまいました。

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