〒063-9812 札幌市西区琴似2条4丁目1番24号 ヤマチビル2階
株式会社ヤマチオフィス

起業メンター日記

2つの記事

今朝の日経新聞の記事からです。
1面に「春秋」というコラムがあり、その記事の上には「新産業創世記」という特集記事が掲載されています。
その2つの記事が対比する内容になっていて面白いのです。
「春秋」では今報道されている司法試験不正問題が取り上げられています。
超難関と言われる司法試験を受け、合格すると法曹者になれます。
弁護士や検事なれるのです。
そのため不正してでもその資格が欲しいという思いにとらわれてしまったようです。
しかし今は司法試験に合格したからといって、安定した生活が送れるという状況にはありません。
今回の事件は合格さえできれば、免許さえあれば自分の生活がバラ色だという思いにとらわれて生まれた事件です。
一方「新産業創世記」には安定も知名度も興味なく、自分の可能性を追求し続ける人達が紹介されています。
紹介されている1人、25歳の松元氏は、ロボット市場を開拓してきたファナックという会社がその彼の能力に惚れ込んでいます。
松元氏は高校時代にコンピューターのプログラミングの国際大会で上位入賞をし、東大大学院を出たエリートですが大企業を選ばず社員数30人ほどのPFNという会社で活躍しています。
松元氏に惚れ込んだファナックはPFNと研究協力を結びました。
この「新産業創世記」ではその他にも、自分の力を磨ける場所を求めて活躍している人達が紹介されています。
現代は免許や資格などで簡単にバラ色の生活が出来る時代ではなくなってきています。
免許や資格を取るための勉強も大事でしょうが、自分の好きなことを見つけ、それを磨く事がいかに大事か。

-起業メンター日記
-

© 2024 札幌オフィスプレイス Powered by STINGER